こんな見られ方はイヤ。
2020年 04月 29日
どうも、伍長ネリマニョンです。ご覧いただきありがとうございます。
最近ネットの話題などでもよく見かける『炎上』ってワードですが、どうですかね?
このワードに『振り回されている人』って多すぎやしませんか?多すぎで定着している
くらいなんですから、おかしな世の中だなぁって思うときあります。
先日も某芸人さんがラジオで話した内容が問題だったみたいで、いま近辺ザワついて
いる様子です。配慮に欠ける発言があったっていいますが、どうやら時事ネタに掛けて
私見を話したみたいですね。以前の記事でも取り上げましたが(『話題』の速度って記事をご参照下さい)
時事ネタは取り扱いが難しいんです。本人の自覚なんざ知ったこっちゃないんですが
その周りにいるスタッフ・ブレーンさんたちは一体何仕事してるんですかね?
ネタの難しさを説明するとかいう打ち合わせはしないんでしょうか?本人任せ?
メディアに出て、人気を得て、メシを食っている方ってブレーン側から見れば『商品』ですよ。
その『商品』に不都合な点があっても見て見ぬ振りで、しまいにゃ責任転嫁ですかね?
これ、一時期相当話題になった『偽装問題』と肩並べるくらいの『事件』って捉える
べきじゃないかな?本人じゃなく、スタッフ・ブレーン側一択の責任を問えるはずです。
発信できる人の絶対数が増えているこの世界で、無責任でズブズブな間柄の業界が長く
続くと考えている人はあまりいないように思います。常に気を配り、万全の状態を
抜け目なく続けられるくらいのキメ細かい『お仕事』が求められる世界になって来て
いるんじゃないかと感じます。連携ってそのための言葉だと思うんですがね。
危機管理になりますが、予想の立ちにくい世の中だからこそ、自分を知って、立つべき
位置に立ち、目と耳を十分に開いて感じ、考えて一歩を踏み出す、一つ一つに慎重な
姿勢と距離感をもつ時代じゃないかなと感じます。幼稚な方は落第しますよ。
そこは世間に見せても笑いはとれません。強いて言うなら『冷笑』か『失笑』か。
演芸界で名人と呼ばれながらも、生涯下町の長屋暮らしを続け『横丁の大金持ち』と
あだ名が付き、病に倒れた時には入院・治療費、その他一切の費用を自身の貯金でキレイに
賄い、決して他の人に迷惑を掛けずに、生涯努めた噺家さんで五代目桂文治師匠がいます。
その方が普段から常に口にしていた言葉が『カネはあるに越したことはない』とのこと。
たった一人で生涯設計の危機管理を腐心していたと捉えると、これ以上ない言葉と
現実に即した生活・芸能をされていたと伺えます。こういう人、現世なかなかいません。
『とあるネリマニョン人の進化論(仮)』はまだまだ続きます!
by neri-magnon
| 2020-04-29 01:00
| Docにもクスリにもなる話