大事なモノの見付け方
2020年 07月 02日
どうも、伍長ネリマニョンです。ご覧いただきありがとうございます。
毎朝起きてからまずするのがニュースチェックです。メールチェックやここのブログのチェックも
同じタイミングでやってます。ただ、ニュースチェックだけは学生時代から欠かさずやっています。
その習慣についてはさておき、今朝見つけた記事が凄く共感できたので、まずは下のリンクをご覧
頂きたいなと思います。世代は違っても、ココの世界観はまだそのまま残っているんだなと・・・。
私も高校は定時制高校を卒業しています。元々は私立の高校だったのですが、いろいろと問題が
あって退学してしまいました。その後にいつも熱心に指導して下さっていた先生が、中途入学
できる学校を案内してくれて、この定時制高校に『転校』することができました。私の人生で
何度かあった大きな転機のひとつが間違いなくココです。ただ、転校だったので通えたのは
約1年少々でした。しかし私の高校生活は私立校の約2年半強ではなく、この1年だとしています。
定時制高校には入学当初から何かしらの『ワケ』を抱えて集まってきます。1学年1クラス。
4年制なので合計しても4クラスしかありませんでした。年齢も様々で同い年よりも年上の
同級生の方が多かったです。しかも1年から卒業まで在籍していたのは、私のクラスでは10人
いなかったと思います。他は私と同じ転校組。その転校組もある日、急に来なくなっていたり
気が付いたら退学していたりでした。でも何らか『察して』そこには触れないといった空気感が
あったと記憶してます。来るのも辞めるのも全て『自己責任』。普段の高校生活のイメージは
全くと言っていいほどありません。だからこその『自由』が約束されていたとも私は思ってました。
転校してから全く畑違いの部活も始めました。学年の枠を超えて、年の差も越えて、今の立場も
ぜーんぶ越えてやっていた部活。このおかげもあって、たった1年ながら全学年から知られる
人間になっていました。同級生も下級生もテスト前にはみんな私の所に集まって来ていましたね。
学校の先生から『非公認副担任』なんて言われていたっけな。先生もそこそこユルいんです(笑)
もちろん最初のリンクのようなこともしょっちゅうありました。馴染めない子や浮いてしまう子は
何処にでも必ずいます。リンクの漫画にいるような子たちしかいないかも。『ワケ』とはそれだけ
根深くて、時間を掛けても並行線のままの関係だってあるんです。でも、ほんの少しでも接点が
出来れば、『責任』に対しての『自由』があるので誰とでも手を組めるんです。もちろん理想は
クラス全員と分け隔てなく話せるのが一番良いんですが、たったひとりでも深く理解し合える人に
出会えるだけでも、かけがえのない価値に繋がると言えます。このプロセスこそが私の人生の中で
最大の財産と言っても言い過ぎではないです。それはおそらく私の同級生も同じように言うでしょう。
漫画の中では対比として悪く描かれているヤンキー連中も、私からすれば悪役ではありません。
自分ではどうしようもない『ワケ』を抱えて、これからどうなるかも分からない『不安』のなかで
少しでも強く、頼れる、話せる『仲間』が一人でも欲しいだけなのです。そうでなければ最後に
『煙が目に染みただけ』なんて言わないですから。それもまた定時制高校の『課外授業』ですね。
『とあるネリマニョン人の進化論(仮)』はまだまだ続きます!
by neri-magnon
| 2020-07-02 22:30
| 豆より小さい豆知識