時短術の第一歩
2020年 09月 23日
どうも、伍長ネリマニョンです。ご覧いただきありがとうございます。
雨が降ったり止んだりの練馬です。どうやら台風の上陸はなさそうですが、明日は荒天予報には変わりない
様子です。風も雨も警戒レベルに間違いはないと思います。何事も備えと予測が大事です。皆さまご安全に。
さて、先日記事にした『ドライバーの盲点』で書きました『時短術』について詳しく書いていこうかと思い
ちょっとした技術と視点をご紹介したいと思います。ご存じの知識でしたり、実践済みの方がいらっしゃい
ましたら、『あーそーね』と共感頂ければ幸いです。初心の頃の振り返りだと思って頂ければ良いかと・・・。
まず『時短術』ですが、一つ目は『正しい姿勢』です。免許をお持ちの方はほとんどの方、教習所で座学と
実習で必ずやっているコトだと思いますが、正しくアレです。実は運転姿勢って気が付かないうちにどんどん
背もたれが傾いて行っているのです。それを一度確認してみましょう。ポイントは座ってハンドルに手を
伸ばした時にハンドルの頂点(時計の針で例えると正午の地点)を握りこぶしで立てて、腕がピーンと張って
しまう姿勢はアウトです。腕に少しゆとりが出る背もたれの位置と座面の位置が正しい姿勢です。座面は
アクセル・ブレーキ各ペダルを目一杯踏み込んで、足に若干の余裕があるポジションに合わせてみましょう。
『普段よりちょっと窮屈かなぁ・・・』と思うくらいが正しい姿勢になります。まずはココです。これが
出来ていないと『正確な操作』は出来ません。正確な操作なくして安全に理想の運転は出来ませんからね。
(イラストは『GAZOO.COM』よりお借りしました)
二つ目は『先を読む』コトです。目の前のコトに追随しながら運転すると、ついつい先の見通しが利かなく
なります。視界も狭くなってしまい、思うように走れなくなってしまいがちです。自車の左右前後をちょっと
ずつ気を付けながら『次はこうなるかな?』を感じ取ってそれを操作に還元していくドライビングを習慣に
することです。一番簡単なのは『信号の変わるタイミング』を予測することです。そして早めに対応できる
ように訓練すると、スムースで安全な運転に変わって行きます。穏やかな運転を身に着けるのも大事です。
三つ目は『ハンドル操作』です。最近のクルマは各種の安全・快適装備が付いているので、意外と疎かに
なりがちなのですが、上手なドライバーさんのハンドル操作は滑らかで適切な角度の操作を実現しています。
『急の付く操作』はタブーとよく言われていますが、一番やってしまいがちなのが『急ハンドル』なんです。
ハンドルを切り足りない、もしくは切り過ぎたなんて経験がおありならば、それは『急ハンドル』です。
良く見ていると大抵のドライバーさんは『順手で押している』か『逆手で引き下げている』という操作が
見られます。曲がる方向に対して反対側の手で操作していたら『ハンドルを押し上げ』ながら操作している
はずです。これは大体の場合切り足りていません。逆手で引き下げる操作はかなりラフなハンドリングに
なっているかと思います。ではどうするのがいいのか?ずばり!『順手で曲がる方向の手で引く』操作が
効果的です。実現には曲がる角度・曲がる速度・曲がり終えたいポイントの予測が必要になります。その
為にも前述の『正しい姿勢』と『先を読む』ことが出来ていないといけないのです。
この先にもまだポイントはあるのですが、まずこの三点が習慣付いていることが大前提です。これだけで
普段の通い慣れた道でも快適にちょっと時短が出来ると思います。特に曲線が多い山間部や都市部ではすぐ
実感できる結果になるかも知れません。時短にならなくても『あれ?ちょっと上手くなったかな?』と感じる
ことは出来ると思います。上手い運転には『ムダな操作・ムラある操作』がないのです。理想はソコです。
仕事でそういった研修や教習を幾度となく受けてきた結果、そんな習慣が身に付きました。記事に出来る範囲で
書き出してみましたが、いかがでしょうか?もしよかったらちょっとチェックして見て下さい。長距離走ると
より一層実感できる結果になります。もちろん制限速度内でです。安全運転=エコドライブにもなりますよ♪
『とあるネリマニョン人の進化論』はまだまだ続きます!
by neri-magnon
| 2020-09-23 23:45
| メカメカしいコト