都会のソバに開拓者出現!?
2020年 09月 29日
どうも、伍長ネリマニョンです。ご覧いただきありがとうございます。
昨日は急遽な予定が入り、自宅に戻ることが出来なかったため、記事の更新が出来ませんでした。残念。。
PCないならスマホで!と思ったのですが、生憎の充電不足・・・キチンと充電しておかねばいけませんね。
そんなわけで今日はキッチリ充電してお出掛けです。普段はクルマ移動ですが、今日の予定は都心でしたので
久しぶりに電車に乗りました。駅までの歩く道も、電車の中もだいぶ陽気が心地良くなってきましたね。
都心に向かうのも相当久しぶり。人波を上手く掻き分けながら歩けるかしら・・・?だいぶ地元に染まってます。 所用が済んでからちょっと遅めのランチタイム。今日はそば気分。なので通りがかりのこのお店にしました。 街中によくありがちな手頃価格のそば屋さん。とはいってもそばって元々ベラボウに高いものではないですが。 ランチタイム過ぎているので人はまばら。それにしてもお店には至る所に『押しメニュー』の告知があるなぁ。 そんな訳で押されてみました(笑)。この店イチ押しの『肉つけそば』です。この麺量で並盛580円。高コスパ。 つけダレの表面が赤黒い。一口啜ってみるとピリッと辛い!そばつゆにラー油ベースの辛味ダレが入ってます。 そばが見えないくらいの海苔・ネギ・そして牛肉。牛肉はしゃぶしゃぶに近いような湯掻き加減です。 大量の薬味と牛肉、そばを絡めながら甘辛のつけダレへ。ゴマも利いててなかなか斬新。けっこうイケます。 食べ進めるとつけダレはこんな感じになります。各種薬味と肉の旨味が合わさって『なるほど!』な味です。
そばつゆに中華のラー油を入れる。数年前からちょっと聞いていましたが、実際に食してみるとその組み合わせ
絶妙だなと思えます。当然きつねや天ぷらや魚介類ではミスマッチでしょうけど、肉そばを想像してみると
しゃぶしゃぶのつけダレを『火鍋風』に切り替えたモノとすれば、お肉をより香ばしく食べられる料理として
成立します。その発想にかなり近いですね。海苔・ネギ・ゴマの薬味もどれもが『香ばしく食べる』ための
演出だと気付きます。もともとそばは『香りを楽しむ』側面もありますが、一旦そばの存在を消して改めて
香りを楽しむ食べ方は『一周廻って美味しい』食べ方かもしれません。並盛でも200gの麺量なのも分かる気が
します。食後のツユをお湯割り(本当は蕎麦湯が欲しかったのですが)で頂くと、複雑なタレの構成が分かります。
大真面目な献立です。ラー油を追加しただけではこの味にはならなそう。ツユに独特な甘味とコクがあるのです。
もりそばをネギとわさびで食べる『王道』があるならば、間違いなく『革新』のメニューです。それでもこれだけ
工夫して作って売っているのであれば『新しい潮流』になり得るかも知れません。そばにラー油、覚えとこう。
ただ、店の看板に『生そば』と書いてるのに、そばの香りを否定してどうする?そのツッコミだけは忘れません。
『とあるネリマニョン人の進化論』はまだまだ続きます!
by neri-magnon
| 2020-09-29 23:30
| 食べる事